松川るい参議院議員らが講義

掲載日:2019年12月17日

桂太郎塾では毎週土曜日の午前中に学内外講師による講義を行っています。

11月30日(土)はテレビでお馴染みの参議院議員で初代外務省総合外交政策局女性参画推進室長を務めた松川るい講師が「流動化する世界と日本のサバイバル」と題して講義しました。松川講師は「外交は大きな船のようなもの。今の日本は歴史的大転換期にある」と指摘。「中国の大国化でパワーバランスが崩れつつある中、強固な日米同盟を維持しながらも中国から『日本を味方にしておいた方が得策』と思わせるような振る舞いをすることが重要。特別扱いする必要はないが喧嘩する必要もない。近隣諸国と安定した関係を保つべき」と述べました。

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松川講師と森本総長

12月7日(土)は行政書士法人KIS近藤法務事務所代表社員で外国人雇用問題のスペシャリストとしても有名な近藤秀将講師が「こんなにおもしろい行政書士の仕事」をテーマにお話ししました。近藤講師は東京を中心に大阪、そしてアジアにもオフィスを構える日本最大級の行政書士法人を経営し、モンゴルやベトナムの大学で特任教授も務めています。近藤講師は自らの歩みを振り返りながら行政書士の業務内容について解説。「自らの成長のためには自己投資を惜しんではいけない。他人のコンテンツを利用せず、自分だけのコンテンツを作ろう」と語りました。

12月14日(土)は元JICA(国際協力機構)ウルグアイ事務所長でトリニダ代表の佐藤義勝講師を招いて毎年恒例となったワークショップ「環境国際会議」を行いました。最初に佐藤講師から日本の近代化、国際化の流れを包括的に解説。その上で経済力、軍事力、技術力、労働力に差のある「先進国」「BRICs」「途上国」の3グループに分かれ、自分たちの国が有する社会基盤を整備しながら国家建設プランを作り上げるというワークショップを楽しみました。

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近藤講師

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佐藤講師