学内外講師による講義が行われました

掲載日:2022年01月05日

桂太郎塾では毎週土曜日に学内外講師による講義を行っています。
11月13日(土)は本学顧問の森本敏塾長が「個人の履歴と人生観」と題し、お話ししました。森本塾長は生い立ちから今日に至るまでの自らの歩みを振り返り、「安全保障の道を究めることを人生目標に掲げているが、富士山に例えれば未だ五合目にまでしか辿り着いていない」と述べ、「人は自分の得意分野で失敗する」「『和を以て貴しとなす』は大切だが、自らの信念は曲げてはならない」など、塾生に対し、将来に向けての様々なヒントを示しました。27日(土)は「憲法と安全保障」をテーマに本学卒業生で政治評論家の田村重信講師が講義しました。田村講師は長年、政権与党の政策ブレーンとして専門的に取り組んで来た安全保障問題を中心に憲法改正のポイントを分かり易く解説。「世の中は変化している。その変化に合わせて、政治も、そして自分も変化しなければならない」と力説しました。
12月11日(土)は自民党副幹事長の大野泰正参議院議員を講師に迎え、「日本が抱える政策課題」と題し、エネルギー問題を中心に座談会形式で塾生とのディスカッションを楽しみました。最初に大野議員がレクチャーを行い、「エネルギー問題は人間の命に関わる重要なテーマである」と指摘。その上で、「2050年カーボンニュートラル」を実現するには何をすべきかなど、様々な切り口からエネルギー問題全般について塾生と意見を交わしました。
18日(土)は農林水産省が任命する日本食普及の特別親善大使の佐藤たき講師が「日本食の食育を海外で考える」をテーマに、海外での日本食の普及活動についてお話ししました。佐藤講師は、日本の食文化には他文化を受け入れる柔軟性と技術があることを解説し、様々な社会活動は多くの人々の協力の上に成り立っているので、協力者に満足してもらえる活動を心掛け、自分の理想ばかりを追求して独りよがりにならないようアドバイスしました。

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森本敏塾長

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政治評論家 田村重信氏

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自民党副幹事長 大野泰正参議院議員

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日本食普及の特別親善大使 佐藤たき氏