タフスィール公開研究会を開催しました

掲載日:2024年10月25日

9月21日(土)、イスラーム研究所主催による今年度1回目のタフスィール公開研究会を開催し、多くの方にお越しいただきました。
今回は、海外事情研究所の野村明史准教授が、クルアーン第30章「ビザンチン章」1~37節について解説しました。
発表では、まずビザンチン章の冒頭にある、東ローマ帝国がササン朝ペルシアに勝利する未来の予言について、歴史的背景を踏まえて説明しました。

また、後半部分ではイスラーム教徒が逆境や試練に直面した際に、どのような心構えを持つべきかについても言及し、この章が宗教的な指針をどのように示しているか解説しました。
次回は11月16日(土)の開催を予定しています。イスラーム研究所は日本語訳のクルアーンテキストを使って分かりやすく解説(タフスィール)することにより、一人でも多くの方に正しいイスラームの知識を広めたいと考え、この講座を開催しています。

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