タフスィール公開研究会が開催されました
掲載日:2025年11月20日
11月15日(土)、イスラーム研究所主催による今年度第4回タフスィール公開研究会が開催されました。
今回は、イスラーム研究所所長森伸生先生が、クルアーン(コーラン)第33章「部族連合章」の第41節から第55節までを解説されました。
発表では、預言者時代に確立された社交・家庭訪問の礼儀、ヒジャーブによる純潔の保護、そして預言者とその家族の尊厳を守るための諸規範が、イスラーム法の枠組みの中でどのように位置づけられているかが解説されました。これらの規範は、信仰共同体全体の道徳秩序と境界意識を形づくる重要な基盤となっており、その歴史的背景と意義について、預言者とその妻たちの故事を交えながら丁寧に説明され、多くの参加者が真剣に耳を傾けていました。
次回は12月20日(土)の開催を予定しています。イスラーム研究所では、日本語訳クルアーンのテキストを用いた分かりやすい解説(タフスィール)を通じて、より多くの方に正しいイスラームの知識を広めることを目的としています。少しでもご関心のある方の自由な参加をお待ちしております。
森先生の発表様子
問い合わせ
- 研究支援課(文京キャンパス)
- TEL 03-3947-7595

