日本語研修プログラム長期研修 プロジェクトワーク発表会を行いました

掲載日:2025年04月01日

日本語教育研究所が行っている「日本語研修プログラム長期研修」(受入学部:国際学部)では、日本語学習の一環としてプロジェクトワークを行っています。2024年度後期も台湾・東呉大学および樹人医護管理専科学校からの13名が、日本滞在中に関心を持った日本文化に関する調査や台湾と日本との比較など、それぞれのテーマ(以下参照)に取り組みました。

氏名 学校名 テーマ
リインキ 東呉大学 日台の公共交通機関の違いについて
-電車とバスを中心に-
ハンフェイルー 歴史の音符:演歌と台湾の歌の共鳴
チンイシン カラオケ文化について
コウイクセイ、ライヒンギ ミュージカルについて
テイダダ、ゴユウ 神社と寺院の違い
インアイニイ 台日バレーボールの違い
ランデンギ 日本の侍
リンサイジュウ、チンケイコ 樹人医護管理
専科学校
調味料系イケメン
リンシュクホウ、シンエンヨ 日本と台湾の麻雀の違い

週に1度のホームルームの時間を活用して調査を進め、学期最終日の1月17日にはプロジェクトワーク発表会を行いました。日本の侍や「しょうゆ顔」「ソース顔」といった調味料系イケメンの分類に関するユニークな発表や、留学生ならではの視点による台湾と日本のカラオケや麻雀の違いなど、興味深い発表が続きました。

画像
画像

以下は、「カラオケ文化」に関する調査、発表を行ったチンイシンさんの感想です。

日本に来てから一人カラオケを始めました。日本のカラオケは台湾より安いことに気づき、よく行っています。日本のカラオケは本当に素晴らしいと思っています。料金も安いし、時間も長いし、特に採点機能が面白いです。プロジェクトワークの発表はとても緊張しましたが、最後無事に終わり、いい思い出ができたと思います。

チンさんの発表では台湾と日本のカラオケ店の料金体系や設備の違いが写真入りで説明され、非常に分かりやすいものでした。
プロジェクトワークを通して新旧の日本文化に触れると同時に、台湾と日本を新たな視点で相対的に見ることもでき、異文化理解の機会となったようです。