2024年度第5回所内研究会を開催しました
掲載日:2025年01月22日
1月21日(火)、文京キャンパスE館3階E303教室において、国際日本文化研究所の今年度第5回所内研究会が行われました。
今回は国際日本文化研究所の伏見岳人客員研究員(東北大学大学院法学研究科教授)が「大正期の東洋協会と台湾教育政策:高砂寮・総督府図書館・台湾商工学校」と題し報告、続いて長谷部茂教授による討論がありました。
伏見客員研究員は本学の運営母体だった東洋協会(旧台湾協会)が台湾からの留学生ために作った高砂寮、同時期に日本の統治下にあった台湾に設置された総督府図書館、さらには本学の海外兄弟校である台湾商工学校について、それぞれの設立過程、運営・人事面を中心に第1次史料を使って解説しました。どれも本学と深い関わりがあり、知られざるエピソードの数々に参加者から驚きの声が上がりました。
報告後は、参加者との間でディスカッションを行い、非常に充実したものとなりました。
伏見岳人客員研究員