岐阜女子大学南アジア研究センターとの共催によるワークショップを開催しました

掲載日:2025年11月18日

11月12日(水)、文京キャンパスE館5階E505教室において、国際日本文化研究所と岐阜女子大学南アジア研究センターとの合同ワークショップ「アジアの民主主義はどこへ向かうのか?:直面する課題と未来への展望」が行われました。

今年、創立25周年を迎える南アジア研究センターは、かつて岐阜女子大学に勤務していた国際日本文化研究所のペマ・ギャルポ客員教授を中心に発足。現在もペマ客員教授がセンター長を務めています。近年、権威主義的リーダーの登場によって「民主主義の価値」が大きな試練に見舞われ、戦後築かれた国際秩序の根幹を揺るがす事態を惹き起こしています。

今回の合同ワークショップでは、まずペマ客員教授がアジアを中心に世界における「民主主義の揺らぎ」について具体例を上げながら報告。続いて、東京国際大学国際関係学部の河崎眞澄教授(専門分野:台湾研究)、本学海外事情研究所の梅田皓士助教(専門分野:韓国研究)が、台湾、韓国それぞれの民主化の歴史、民主主義の現在位置について解説しました。学外を含め、多くの方々が参加し、活発な議論が展開されました。

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ペマ客員教授

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河崎教授

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梅田助教