国際講座第7講「プーチンはいつまで生き延びられるか」が開催されました

掲載日:2023年12月01日

20231111日(土)に「プーチンはいつまで生き延びられるか」をテーマとして名越健郎国際協力学研究科特任教授を講師に国際講座第7講を開催しました。
講演は、冒頭、戦争とメデイアの関係を取り上げ、ウクライナ戦争についてどこから情報を得ているのかとの調査結果から、これまでの調査よりも全国紙が低下し、民放が拡大したことを受けて、その背景について解説がありました。
次に、ウクライナ戦争の行方について、世界情勢、特に中東情勢の変化に加えて、ウクライナ軍の反転攻勢が進んでいない点を挙げながら、今後、和平交渉が行われることになった際のポイントについて言及がありました。
そして、ロシア国内の動きについて話が及び、ロシアの戦争目的が変わってきていることや、ロシアの国内事情に触れながら、2024年に予定されているロシア大統領選挙を取り上げ、プーチン大統領などが考えているシナリオを挙げながら、2024年のプーチン大統領再選後に「ポスト・プーチン」になり得そうな人物を取り上げ、その特徴について解説がありました。
最後に、プーチン大統領はこれまで大統領選挙のたびに強硬な政策に変化してきた点を挙げながら、2024年の大統領選挙後のプーチン政権の変化の可能性について言及がありました。
次回の国際講座は「中東の選択~撤退の米国、接近の中国」をテーマに20231216日(土)1030分から野村明史拓殖大学海外事情研究所准教授を講師として開催します。
なお、当日、ZOOMで講演をリアルタイムで配信します。遠方でご参加できない方も、ぜひ、オンラインでご参加ください。

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