国際講座 第8講「中東の選択~撤退の米国、接近の中国」が開催されました

掲載日:2023年12月19日

20231216日(土)に国際講座 第8講「中東の選択~撤退の米国、接近の中国」をテーマに野村明史海外事情研究所准教授を講師として開催しました。
講演は、冒頭、ガザ地区をめぐる情勢を取り上げ、パレスチナ、イスラエルの双方の視点から、今回の状況に至った背景について解説があり、パレスチナ側の視点からはハマスが実効支配するガザ地区の現状、パレスチナ内部の政治勢力の動きを取り上げ、イスラエル側の視点からかはイスラエルの国内事情から解説がありました。
次にサウジアラビアとイスラエルの国交正常化の背景に話が進み、両国が抱える事情から解説がありました。
そして最後に、イラン情勢を取り上げ、中東地域の国際関係の視点から各国の事情や思惑などを踏まえながら、イランの動きについて解説がありました。
ガザ地区での軍事的な衝突が続く中、タイムリーな内容であり、来場者の関心も高く、最後には多くの質問が出ました。

次回の国際講座は「アフター・ウクライナの世界と日本」をテーマに2024120日(土)1030分から川上高司海外事情研究所教授を講師として開催します。
なお、当日、ZOOMで講演をリアルタイムで配信します。遠方でご参加できない方も、ぜひ、オンラインでご参加ください。

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研究支援課(文京キャンパス)
TEL 03-3947-7595