国際講座 第1講「2024年の国際情勢の展開をよむ」が開催されました

掲載日:2024年04月30日

2024420日(土)に国際講座 第1講「2024年の国際情勢の展開をよむ」をテーマに佐藤丙午海外事情研究所所長・国際学部教授を講師に開催しました。
講演では、冒頭、2024年の世界の政治日程からはじまり1月から4月までの出来事として、台湾総統選挙、ロシア大統領選挙、日米首脳会談、韓国総選挙などを取り上げ、その結果と世界情勢や日本の外交・安全保障との関わりについて話がありました。そして、その中から、日米首脳会談を取り上げ、指揮統制問題、防衛産業の協力、エネルギー安保、経済安保などについてさらなる解説がありました。
そして、今後の政治日程として7月のNATO首脳会談、9月の自民党総裁選挙、11月の米国大統領選挙を取り上げ、特に、米国大統領選挙と世界情勢の関係に注目しながらさらなる解説が行われ、「もしトラ」の場合の米国の動きについて話が及びました。最後に、ウクライナ情勢、中国の動向、グローバルサウスをめぐる動きに触れながら、日本の外交・安全保障との関わりについて取り上げ、日本の置かれた状況の説明がありました。
最後には、会場からの質問に答えましたが、時間内は答えきれないほど多くの質問が出ました。
次回の国際講座は「台湾新政権の発足と東アジア国際関係」をテーマに202461日(土)1030分から門間理良海外事情研究所教授を講師として開催します。
なお、当日、ZOOMで講演をリアルタイムで配信します。遠方でご参加できない方も、ぜひ、オンラインでご参加ください。
また、59日(木)には、1830分から今年度から新たに始まる「海研ゼミ」を開催します。第1回は「日本にとっての朝鮮半島」をテーマに荒木和博海外事情研究所教授を講師として開催します。
まだ、受付をしておりますので、参加希望の方は申込みフォーム(https://req.qubo.jp/takudai-oc/form/kaikensemi)より申込みをお待ちしています。

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研究支援課(文京キャンパス)
TEL 03-3947-7597