国際講座 第2講「台湾新政権の発足と東アジア国際関係」が開催されました

掲載日:2024年06月03日

202461日(土)に国際講座第2講を「台湾新政権の発足と東アジア国際関係」をテーマに門間理良海外事情研究所教授を講師として開催しました。
講演では、冒頭、520日に頼清徳新政権が発足したことを受けて、就任式の様子の紹介からはじまり、その後、1月に行われた総統選挙、立法院選挙の得票結果などから台湾政治の現状、特徴について取り上げ、その後、総統選挙後の中台関係に話が及びました。
次に、選挙結果を受けて両岸関係にどのような影響を与えるかとの点について話が進み、指摘されることが多い台湾有事について、中国の国内事情、軍の状況など視点からの解説の他、台湾の事情も踏まえた解説があり、また、中台間の島嶼をめぐる衝突の可能性や海上封鎖、空中封鎖の可能性について話が及びました。
そして、最後に日台関係の他、「もしトラ」の場合の米台関係の可能性について話がありました。
講演後は、質疑応答を行い、会場からの質問に対して、講師から丁寧な回答がありました。
次回の国際講座は国会議員選挙後の韓国政治」をテーマに2024629日(土)1030分から梅田皓士海外事情研究所助教を講師として開催します。
なお、当日、ZOOMで講演をリアルタイムで配信します。遠方でご参加できない方も、ぜひ、オンラインでご参加ください。

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研究支援課(文京キャンパス)
TEL 03-3947-7297