国際講座 第5講「どうなる?中東の紛争」を開催しました

掲載日:2024年10月08日

2024年10月5日(土)に国際講座 第5講「どうなる?中東の紛争」をテーマに野村明史海外事情研究所准教授を講師として開催しました。
講演は、中東で紛争が続く中、イスラエルの強硬な姿勢が続く中、イスラエル国内の価値観としての安全保障を取り上げ、イスラエルの国内政治の動き、政党支持の変化を見ながら、イスラエルにおける安全保障の重要性について解説がありました。
そして、イスラエルの国内情勢について、ネタニヤフ首相の政治手法を取り上げ、連立政権の動向、内閣人事、国内世論への働き掛け、レバノン侵攻の視点から言及がありました。
最後に今後の中東情勢見通しについて、今後、あり得るイスラエルの報復の可能性について複数のシナリオを取り上げ、それぞれのシナリオについて中東の視点だけではなく米国の思惑なども踏まえた解説がありました。
講演後、質疑応答を行いましたが、様々な視点から多くの質問が寄せられ、紛争が続き、日々、報道等で取り上げられることが多い中東の動向に対する関心の高さを窺い知ることができました。
次回の国際講座は「ウクライナ戦争と米露関係の新展開」をテーマに2024年11月9日(土)10時30分から名越健郎海外事情研究所客員教授を講師として開催します。
なお、当日、ZOOMで講演をリアルタイムで配信します。遠方でご参加できない方も、ぜひ、オンラインでご参加ください。

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研究支援課(文京キャンパス)
TEL 03-3947-7597