国際講座 第2講「大統領選挙前に見る大統領選挙後の韓国」を開催しました

掲載日：2025年05月26日

2025年5月24日（土）に梅田皓士海外事情研究所助教を講師として国際講座 第2講「大統領選挙前に見る大統領選挙後の韓国」を開催しました。

講演は、冒頭、昨年12月に韓国で非常戒厳令が出された背景について、尹錫悦前大統領の今後の権力の弱体化との視点から与党との関係を中心に解説があり、その後、尹錫悦前大統領が大統領を罷免されるまでの流れについて話がありました。

続いて、尹錫悦前大統領の罷免を受けて実施される大統領選挙での主要政党の候補者の動向について各党の状況、予備選挙の結果、世論調査の動向などを用いた解説がありました。その上で、次期大統領として有力視される李在明候補の政治家としての歩みや、抱える問題、政策的な特徴について言及がありました。

最後に李在明政権が誕生した際の韓国政治、米韓関係、米韓関係のあり方について話が及び、李在明大統領の国内政治での動き、関税問題などをめぐる米国との関係、悪化が懸念される日韓関係の行方について解説がありました。

講演後、質疑応答を行いましたが、様々な視点から多くの質問が寄せられ、参加者の関心の高さを知ることができました。

次回の国際講座は6月21日（土）10時30分から「国際平和協力の歩みと日本のイラク派遣(仮題)」をテーマに番匠幸一郎海外事情研究所特任教授(元陸上自衛隊西部方面総監・元陸将) 講師として開催します。なお、当日、ZOOMで講演をリアルタイムで配信します。遠方でご参加できない方も、ぜひ、オンラインでご参加ください。

また、現在、本学HPで国際講座第4講まで、海研ゼミ第2講までの受付を行っています（https://req.qubo.jp/takudai-oc/form/kokusaikouza）。多くの方のご参加をお待ちしています。

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