山梨県富士川町「平林たはたの宿」の改善策の検討と現地ヒアリングを実施しました

掲載日:2023年09月28日

塚本菜々子(中嶋ゼミ/経営学科3年/群馬県立高崎商業高等学校出身)
2023年6月17日(土)・18日(日)の1泊2日で、山梨県富士川町平林地区にある富士川町農林業体験宿泊交流施設「平林たはたの宿」と山梨県南アルプス市にある古長禅寺にて商学部中嶋准教授と商学部中嶋ゼミ5名、国際学部徳永ゼミ5名が現地ヒアリングを実施しました。
平林たはたの宿は、小学校として使われていた跡地を活用し、平林地区の特徴を活かした農林業体験の魅力が堪能できる施設です。今後の集客に関する改善策を確認するために、実際に農業体験と自分たちだけで食事作りなど1泊2日の宿泊を行い、自然に囲まれて過ごす貴重な体験と課題を確認することができました。
また、地域の農産物を使った商品企画について学ぶため、古長禅寺にて住職の滝川宗然氏と道の駅富士川の藤巻睦久氏から、富士川町の伝統地域野菜である長禅寺菜の復活と古長禅寺こんぶの商品開発、販売、今後の展望についてお話を伺いました。今後ゼミで行う農産物の商品企画に向け、今後の取り組みを議論しました。

学生の感想

牧野友哉(中嶋ゼミ/経営学科3年/千葉県立東金商業高等学校出身)
たはたの宿に宿泊し、普段体験することが出来ない農業体験や自ら精米した米を使用しての夕食、朝食作りなど新鮮な体験をする事が出来ました。また自然溢れる富士川町の魅力を多く発見することが出来、充実した1泊2日になりました。

真野峻輔(徳永ゼミ/国際学科3年/東京都・立正大学付属立正高等学校出身)
たはたの宿では、普段の日常生活では体験することがない、農業体験を行うことが出来ました。そこで、収穫の大変さを実感し、何気なく食べている普段の食事に感謝を込めるようになりました。

根本万悠子(中嶋ゼミ/国際ビジネス学科3年/東京都・三輪田学園高等学校出身)
古長禅寺こんぶの商品開発のお話を聞いて、商品企画の過程を当事者の皆さんから直接お話を聞ける機会はなかなかないので、興味深かったです。伝統ある長禅寺菜の復刻に取り組む姿と地域の方々の繋がりが素敵だと思いました。 

木村夏葵(徳永ゼミ/国際学科3年/埼玉県・細田学園高等学校出身)
武田信玄の母にゆかりのある、古長禅寺に行ってきました。ここでは寺菜を栽培しており、道の駅で販売したところ大変人気だったそうです。お寺で野菜を栽培するというのは聞いたことがなかったので驚きました。今後も多くの人に長禅寺菜を知っていただきたいと思いました。