南浅川の水辺活用に向けて現地調査を実施しました

掲載日:2023年12月11日

本学は八王子市と包括連携協定を締結しており、地域の活性化や課題解決、教育や研究での連携した取り組みを行っています。八王子は多摩川に注ぐ16の一級河川の源流を有する都市であり、八王子市では水辺空間を活用する取り組みを進めています。そこで、工学部デザイン学科「ソーシャルデザイン・演習」の演習課題として南浅川を舞台に人々が水辺に滞留する空間づくりを検討しています。
11月9日、八王子市水環境整備課職員に同行いただき、デザイン学科の学生28名が浅川河川敷広場をスタートし、多賀公園から都立陵南公園までの南浅川沿いを歩きながら河川空間の現状の調査を行いました。今後は、調査結果を踏まえ南浅川の水辺環境活性化を目指したアイデアを企画書としてまとめ、八王子市に提案する予定です。

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水環境整備課によるレクチャー

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南浅川の水辺に近づく様子

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都立陵南公園付近の飛び石

参加学生のコメント

菊地康晃(山形県立山形南高等学校 出身)
南浅川周辺の現地調査を通じて、地域の多様性と豊かな生態系に気づきました。特に印象的だったのは、南浅川周辺のコミュニティの重要性とその水資源の維持管理にかかわる諸課題です。水辺活用の提案では、環境、社会、文化の三位一体の視点から南浅川周辺の特性を理解し深めていきたいと考えています。

齊賀琢巳(東京都立府中工科高等学校 出身)
私の家の近くに流れている多摩川の広さを想像して、今回の調査に臨みました。南浅川は多摩川と比べ川幅が狭い割に、樹木や草花多く、自然を感じられる空間だと思いました。 河川沿いには小中学校が位置していたので、小さい子供も参加しながら川のことを知ることができる企画を考えたいと思います。

課題概要

テーマ 南浅川を舞台に人々が水辺に滞留する空間づくりの提案
参加学生 工学部デザイン学科「ソーシャルデザイン・演習」(2年後期)履修者36名
指導教員 工学部 デザイン学科 永見豊、羽倉重尚
発表会 八王子市水環境整備課職員を招いて発表会を開催
2024年1月18日(木)10時~ 八王子国際キャンパス工学部棟4階演習室2
問い合わせ
八王子総務課(八王子国際キャンパス)
TEL 042-665-1443