富士川まつり・成果発表会に参加しました

掲載日:2024年11月22日

令和6年11月10日(日)「第15回甲州富士川まつり」が、富士川いきいきスポーツ公園で開催され富士川活性化プロジェクトの一環として日頃の研究や活動の成果を来場者に発表紹介すため、徳永ゼミ2名の学生と中嶋ゼミの2名学生が出店参加しました。
当日学生が考案し地元の製菓店(精良軒)で製造したゆずケーキと北海道短期大学の「ふかがわマリアージュカレー」を販売しました。お天気にも恵まれ沢山の来場者が訪れ、ゆずケーキは完売しました。

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住みます芸人 いしいそうたろう氏と

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出店の様子

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出店の様子

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出店の様子

翌日の11月11日(月)は富士川町役場に於きまして同ゼミ学生による、今年度の成果発表会を 実施しました。当日は「株式会社ふじかわまちづくり公社」や「富士川町政策秘書課」の方々を前に、徳永ゼミでは体験型ふるさと納税について、中嶋ゼミでは平林地区に建てられた宿泊施設の活用方法について事例紹介と提案をしていきました。
地元の方々や役場の方々との交流を通し有意義な時間を過ごしました。

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富士川町役場での発表会

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富士川町役場での発表会

学生の感想

塚田湧太(中嶋ゼミ/経営学科3年/長野県長野西高等学校出身)
【ゆずケーキ販売】
 甲州富士川まつりにて、国際学部徳永ゼミと協力しゆずケーキの販売を行いました。富士川町内でもかなり大きい祭りで来場者の多さに驚きました。販売方法や、商品の見せ方を自分たちで考え実践し、見事完売を達成することができました。購入してくださる方が「ありがとう」や「頑張って」という声をかけてくださったときにとてもやりがいを感じました。
【たはたの宿発表会】
富士川町のたはたの宿関係者に向けて、実際に私たちがたはたの宿に宿泊し、気付いたことや問題点、課題、またその改善策の提案を行いました。普段の学生同士の発表会と違い、実際に町役場に勤めている方に向けての発表だったためとても緊張しました。前日には、深夜まで発表に向けた原稿作りと練習を行いました。その成果もあったのか、発表はあまり詰まることなくやり遂げることができました。町役場の方から、「これからもお力添えいただきたい」という言葉を送っていただきとてもうれしく思いました。

関根陸人(中嶋ゼミ/経営学科3年/埼玉県・獨協埼玉高等学校出身)
【ゆずケーキ販売】
ゆずケーキは、以前参加した道の駅のフェスと今回の富士川まつりで販売し、多くの方に手に取っていただきました。 どちらも大変な賑わいを見せていました。販売するといった経験はなかったので、とても新鮮な気持ちになりました。
【たはたの宿発表会】
たはたの宿の研究報告では、中嶋ゼミと徳永ゼミの意見をもとに発表資料を作成しました。あまり対面で発表をする機会がなかったので貴重な経験になりました。また、役場の方と意見交換ができ、有意義な時間を過ごすことができました。

陳心遠(徳永ゼミ/国際学科2年/中華人民共和国・上海市出身)
【ゆずケーキの販売】
甲州富士川まつりに参加し、地元の方々と直接触れ合う機会を得て、地域活性化の重要性を実感しました。ゆずケーキと拓殖大学北海道短期大学が作ったカレーの販売では、商品の魅力を引き出すための見せ方や接客方法を考案し、多くの方に喜んでいただき達成感を覚えました。この経験を将来の活動にも活かしていきたいです。
【富士川町まちづくりの発表会】
「富士川町まちづくり」の発表会では、富士川町のまちづくりに向けて、具体的な改善提案を提出しました。例えば、中国のSNSで中国人に向けた案内や体験型のふるさと納税提案です。今回の富士川祭りと成果発表会への参加を通じて、地域活性化への関心とその実践におけるやりがいを深く感じることができました。この経験を糧に、さらに地域に寄り添った活動を行い、より良い提案ができるよう努めていきたいと思います。

張家碩(徳永ゼミ/国際学科2年/中華人民共和国・吉林市出身)
【ゆずケーキの販売について】
今回の活動を通じ、商品の良さをどう伝えるか、どのように消費者に興味を持ってもらうか。単なる商業的な観点だけではなく、地域の魅力をいかに発信するかが重要であると学びました。この経験を通じて、地域資源を活用したビジネスの可能性を感じました。今後も地域に貢献できる活動を続けていきたいと思っています。
【富士川町まちづくりの発表会】
富士川町役所で行った「ふるさと納税」の提案と留学生/海外からの訪問客の視点から行った改善案の発表は、地域活性化に対する自分なりのアプローチを考える良い機会となりました。特に地域づくりにおける多文化共生の重要性を強調するとともに地域特産品を海外に発信し、寄付を促進する方法につき、地域の経済循環を活性化させる一つの手段として提案しました。発表後には、役所の方々からの貴重なフィードバックを受け、より実現可能な提案にブラッシュアップするためのヒントを得ることができました。
この経験を通じて、地域づくりには行政と住民の連携が欠かせないこと、そして自分の視点を地域課題にどう活かすかを考える重要性を実感しました。今後も地域に貢献できる活動をしていきたいと考えています。

問い合わせ
八王子総務課(八王子国際キャンパス)
TEL 042-665-1443