第2回もくチャレ国産木材デザインコンテストに入賞しました

掲載日:2025年01月18日

2024年12月20日、第2回もくチャレ国産木材デザインコンテストにおいて、工学研究科 情報・デザイン工学専攻博士前期課程1年生のチームが奨励賞を受賞しました。
もくチャレは、東京都が運営する国産木材の魅力発信拠点「MOCTION」主催の「若者に知ってほしい日本の森林・林業・木材利用の今」を目的としたコンテストです。第2回もくチャレのテーマは、「木育」家具です。大学院授業の課題の一つとして、『子どもたちが、木とふれあい、木をまなぶ、家具』を考案し、製作しました。
入賞作品は2025年2月15日~2月19日の期間、都庁にて展示される予定です。

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実習工場での製作の様子

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作品 Cute worm slide

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授賞式の様子

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メンバー

■作品紹介
Cute worm slideは、木の温もりを感じられるユニークな子供用滑り台です。尺取り虫をモチーフにしたデザインは、子供たちに自然への親しみや木材への愛着を育むことを目指しています。滑る、座る、寝転ぶなど多用途に使え、厚さ30mmの板で構成した安心で安全なデザインです。子供たちが楽しく遊びながら、木材の優しさに触れる時間を提供するこの作品は、自然と遊び心を融合させたものです。

■学生のコメント
MENDEZ VARGAS PAULINA(工学研究科 情報・デザイン工学専攻博士前期課程/メキシコ合衆国出身)
・外国人留学生として、このコンテストに参加することはとても興味深い経験でした。研究室の仲間たちと一緒にデザインのプロセスを進めるのを楽しみ、また、先生方からの継続的なアドバイスにも感謝しています。今後もこのようなコンテストに参加し続けたいと思っています。(MENDEZ VARGAS PAULINA)

楊 彬彬(工学研究科 情報・デザイン工学専攻博士前期課程/中国出身)
・留学生として「もくチャレ」に参加し、受賞できたことを本当に嬉しく、また誇りに思っています!制作の過程では、特に滑り台の部分が想像以上に難しく、「これ、本当にできるの?」と思う場面も多々ありました。それでも、チーム4人で力を合わせ、試行錯誤を繰り返しながら乗り越えることができました。時には笑い合い、時には真剣に議論し、滑り台が完成した瞬間の達成感は忘れられません!この経験は私たちにとって、とても貴重な学びと成長の機会となりました。

全 芸魁(工学研究科 情報・デザイン工学専攻博士前期課程/中国出身)
・このたび、賞をいただき、大変うれしく思います。支えてくださった先生方や仲間に心より感謝いたします。この経験を励みに、これからもデザインの道を進み、より良い作品を作れるよう努力していきます。本当にありがとうございました。

孫 浩然(工学研究科 情報・デザイン工学専攻博士前期課程/中国出身)
・もくチャレで受賞することができ、大変うれしく思います。この受賞を励みにデザインの分野でさらに成長し、より良い作品を生み出せるよう努力を続けてまいります。新しい年も皆さまと共に充実した時間を過ごし、学びを深めていきたいと思います。本当にありがとうございました。

コンテスト
テーマ
第2回もくチャレのテーマは、「木育」家具
テーマに沿った『子どもたちが、木とふれあい、木をまなぶ、家具』を考案してください。
授 業 環境デザイン特論(工学部デザイン学科 永見 豊 准教授)
メンバー 工学研究科 情報・デザイン工学専攻 博士前期1年
MENDEZ VARGAS PAULINA、楊 彬彬、全 芸魁、孫 浩然

■関連サイト
第2回もくチャレ国産木材デザインコンテスト
https://moction.jp/mokchalle2/

第2回もくチャレ 授賞式レポート | 国産木材を活かす繋げる|MOCTION(モクション)
https://moction.jp/moction_magazine/report250107/