「世界津波の日」10周年記念シンポジウムで濱口和久特任教授が基調講演を行いました

掲載日:2025年11月25日

和歌山市で11月21日に開催された『「世界津波の日」制定10周年記念シンポジウムで、センター長の濱口和久特任教授が基調講演『「稲むらの火」に学ぶ、命を守るタイムリミット』を行い、その後のパネルディスカッションではコーディネーターを務めました。

主催者である和歌山県を代表して宮崎泉知事が挨拶、その後、「世界津波の日」制定に尽力された二階俊博元自民党幹事長の挨拶と続き、第1部は濱口特任教授の基調講演、第2部のパネルディスカッションでは濱口特任教授、京都大学防災研究所副所長の矢守克也教授、2018世界津波の日in和歌山高校生サミット議長を務めた伊森安美さん、稲むらの火の館の雑賀聰館長、和歌山県の中村吉良危機管理部長の5人で①「過去の教訓を未来に伝えるために必要なこと」②自分の命を守る力を育てるために必要なこと」③未来を担う世代の防災リーダーを育成するために必要なこと」の3点について議論しました。シンポジウムシンポジウム終了後、濱口特任教授はテレビ和歌山のインタビュー取材を受けました。

※世界津波の日は、平成27年の国連総会本会議で日本をはじめ142カ国が共同で提案し採択されました。また、11月5日が「世界津波の日」に指定されたのは、安政元年11月5日の安政南海地震による津波が現在の和歌山県広川町を襲った際に、稲むらに火をつけることで住民を避難させ、命を救った濱口梧陵の「稲むらの火」の逸話に由来しています。

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基調講演を担当

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パネルディスカッション全景

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パネルディスカッションコーディネーターを務める

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シンポジウム終了後、テレビ和歌山の取材を受ける