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【オープンカレッジ】 途中からの受講も可能です~外国語講座(モンゴル語クラスの紹介)~

掲載日:2015年05月19日

東アジアの中で最も北に位置するモンゴル国は遊牧と草原の国として知られています。モンゴル国の人口は約270万人、国土面積は156万平方km(日本の国土面積の約4倍)です。同国の主要産業は鉱業(銅、石炭など)および牧畜業ですが、豊かな自然を利用した観光業(チベット仏教寺院、乗馬、温泉など)も盛んです。市場経済化後、日本との交流も拡大しつつあるモンゴル国で話されている言語がモンゴル語です。モンゴル語にはトルコ語と同様、母音調和と呼ばれる母音配列の規則があり、モンゴル語は中国・内モンゴル自治区でも使われています。また、20世紀半ばモンゴル国(旧モンゴル人民共和国)ではモンゴル語表記にキリル文字(ロシア文字)が導入され、現在も同国では書籍、新聞の多くがキリル文字によって出版されています。このように、モンゴル語は広大なユーラシアの歴史の中で形作られ独自の変容を遂げてきた言語といえるでしょう。

今回ご紹介する入門クラスは拓殖大学言語文化研究所講師の山本英二先生が担当しており、初めてモンゴル語を学ぶ方、あるいはもう一度基礎から学習し直したい方を対象にしています。

この授業では初級レベルの単語・会話・文法を身につけます。会話では挨拶、買い物、電話の応答、その他の簡単な日常会話をマスターします。文法では基本文型を一通り押さえる一方で、短い文章を読んで意味を理解したり、易しい手紙文などを書いたりすることが出来るよう目指します。

本学の教学の理念に基づき、学術全般を広く社会に還元すべく開講している外国語講座は今年度で55年目を迎えました。空きのあるクラスは途中からの受講も可能ですので、詳細は拓殖大学ホームページ「語学ラインナップ」https://www.takushoku-u.ac.jp/extension/frgn_lang/list.html をご覧ください。

本学学生の受講も歓迎します。詳しくはオープンカレッジ課(文京キャンパス)まで問い合わせてください。

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入門クラス
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山本講師