【オープンカレッジ】日本文化研究所シンポジウム「戦略的対外発信と日本外交:東京オリンピック・パラリンピックに向けて」が開催されました
掲載日:2015年11月25日
11月21日(土)、日本文化研究所シンポジウム「戦略的対外発信と日本外交:東京オリンピック・パラリンピックに向けて」が、文京キャンパスの後藤新平・新渡戸稲造記念講堂で開催されました。
最初にモデレーターである海外事情研究所の丹羽文生准教授から趣旨説明があり、続いて、日本文化研究所長の渡辺利夫総長が「『歴史の衝突』とプロパガンダ」と題し基調報告、次にパネリストとして明治学院大学法学部の川上和久教授、平林博元駐インド・フランス大使、海外事情研究所の名越健郎教授がそれぞれ本テーマに関する所見を述べ、その上で、核心を衝いた熱い討論が展開されました。
世界の人々から理解・信頼を得るために「ソフト・パワー」を含む日本の「価値」をどのように発信していくべきなのか。近隣諸国による国際宣伝に対して日本の「正しい姿」を伝えるために何をすべきなのか。クリアすべき課題も明らかとなり、盛大な拍手の中、幕を閉じました。