国際日本文化研究所主催シンポジウム「日本文化から見た天皇論─『平成』から新元号へ─」が開催されました

掲載日:2019年05月07日

4月27日、文京キャンパスにおいて国際日本文化研究所のシンポジウム「日本文化から見た天皇論─『平成』から新元号へ─」が開催されました。

当日は国士舘大学特任教授・日本大学名誉教授の百地章先生より「御代替わりの諸儀式と憲法」と題してお話をいただきました。まず昭和64年1月の昭和天皇崩御にはじまる平成の御代替わりと諸儀式、諸行事を振り返ったうえで、令和の御代替わりにおける「退位礼正殿の儀」「剣璽等承継の儀」「即位礼正殿の儀」、さらに11月の「大嘗祭」の斎行(天皇即位のために不可欠の即位儀式)についてご解説をいただきました。とくに百地先生のご専門である憲法学、法律学の見地からのご指摘は興味深いものがありました。

フロアの皆様は170名にのぼり、多数のご質問、ご意見を頂戴いたしました。時間の関係上、そのすべてにお応えする時間がなかったのは大変残念です。

ご多忙の中、本学にお越し頂いた百地章先生、熱心に耳を傾けて下さったフロアの皆様に心より御礼申し上げる次第です。

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会場の様子

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百地章先生

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ペマ・ギャルポ先生

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澤田所長