政治経済研究所主催公開講座「米国・中国・北朝鮮とどう向き合うか」 が開催されました
掲載日：2019年05月14日
5月11日土曜日に、拓殖大学政治経済研究所主催公開講座「米国・中国・北朝鮮とどう向き合うか」を開催しました。講師には、藤崎一郎先生（元駐米大使、公益財団法人中曽根康弘世界平和研究所理事長）をお招きし、ご登壇を頂きました。当日は初夏の到来を思わせる好天でしたが、多くの熱心な受講者にお集まりを頂きました。
講座では、国際情勢を見るキーワードとして「心理」と「歴史」の２つの重要性が指摘されたうえで、最近の米国、中国、北朝鮮に関して、藤崎先生ならではの分析視点を解説して頂きました。足元の国際情勢の変化に目を奪われることなく、他国の心理を読み解くことが重要であると、具体例を踏まえて説明されました。そして過去の歴史を振り返ると、現在に類似した経緯があったこと、そこから将来を見通すヒントが得られることを、やはり具体的に解説をして頂きました。随所に藤崎先生のご経験を踏まえたエピソードが挿入され、大変に分かりやすく、かつ興味深いものでした。講演後には、会場から多数の質問が寄せられましたが、その一つ一つに丁寧かつ的確な応答がなされ、内容理解をさらに深めることができました。
本学は、地域に開かれた大学をモットーに、付属研究所が中心となり、多くの方に有益となる公開講座を企画・実施しております。2019年度には今回を含めて4回の開催を予定しております。今後のスケジュールに関しては、本学のホームページ「公開講座」をご参照ください。
