国際講座 第6講:台湾研究シンポジウムが開催されました

掲載日:2021年11月10日

令和3年11月4日(土)、海外事情研究所の「国際講座」第6講として、台湾研究センターシンポジウム「台湾独立とは何か」が文京キャンパスC館2階C201教室にて開催されました。
平成国際大学法学部の浅野和生教授と台湾研究センター長の丹羽文生海外事情研究所教授が講師として登壇し、日本語教育研究所の玉置充子准教授がモデレーターを務めました。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、参加人数を大幅に制限した上での開催となりましたが、同時に聴講希望者を対象にZoomを使ったライブ配信も行いました。
丹羽センター長が「戦後日本政治史の中の蔣介石」、浅野教授は「中華民国の台湾化:台湾は独立したのか」をテーマに講演を行いました。モデレーターの玉置准教授からは、中華民国の「国父」と呼ばれる孫文の台湾における評価、中国の習近平政権による台湾侵攻の可能性等について、フロアからは安全保障面のおける近年の米台関係、日台関係の現状等に関する質問が寄せられました。1時間半という短い時間でしたが、活発な議論が展開され、中身の濃い充実したシンポジウムとなりました。

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