タフスィール公開研究会が開催されました

掲載日:2021年12月22日

1218日、イスラーム研究所主催による今年度第5回目のタフスィール公開研究会が開催されました。今回は、イスラーム研究所所長の森伸生先生がクルアーン(コーラン)の第25章(識別章)1節から24節までを解説しました。
発表はこの章の最初にあたり、章の全体的説明から始まり、さらに預言者ムハンマドが啓示を受けた当時の宗教的状況や社会的状況などを説明し、各節の解説に入りました。そこでは預言者ムハンマドと当時の偶像を信奉している人々との激しい言葉のやりとりが表現されていて、興味深い内容でした。参加者は25名でしたが、皆さん真剣に聞き入っており、最後にはクルアーンの節についてアラビア語表現に関する質問などがあり、予定時間をオーバーしてしまいました。
本年度は今回が最後の回ですが、来年度も開催通知を楽しみに待っているとの参加者の方からのお言葉をいただきました。皆様のご参加に心から御礼申し上げます。
イスラーム研究所は日本語訳のクルアーンテキストを使って分かりやすく解説(タフスィール)することにより、一人でも多くの方に正しいイスラームの知識を広めたいと考え、この講座を開催しています。

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会場全体風景

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発表者森伸生先生

イスラーム研究所