【イスラーム研究所】タフスィール公開研究会が開催されました

掲載日:2022年06月23日

618日、イスラーム研究所主催による今年度第1回目のタフスィール公開研究会が開催されました。今回は、イスラーム研究所の森伸生所長がクルアーン(コーラン)の第25章(識別章)24節から54節までを解説しました。

発表は前回の続きから始まりました。そこでは預言者ムハンマドが当時の人々から数々の質問を投げかけられて、当惑する場面がありますが、預言者の使命を果たすべく忍耐が求められ、過去の諸預言者たちの物語が例として挙げられていました。その話のなかには、サウジアラビアの南部ナジュラーンにある遺跡の話も出てきて、発表者の森先生がそこを訪問したときの経験談などもあり、大変興味深い内容でした。参加者は25名でしたが、皆さん真剣に聞き入っていました。

本年度も年間5回の計画で公開研究会が開催されます。イスラーム研究所は日本語訳のクルアーンテキストを使って分かりやすく解説(タフスィール)することにより、一人でも多くの方に正しいイスラームの知識を広めたいと考え、この講座を開催しています。

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イスラーム研究所