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【イスラーム研究所】タフスィール公開研究会が開催されました

掲載日:2022年07月22日

716日(土)イスラーム研究所主催による今年度第2回目のタフスィール公開研究会が開催されました。今回は、同志社大学神学部教授の四戸先生がクルアーン(コーラン)の第25章(識別章)55節から77節、26章(詩人たち章)1節から9節までを解説しました。

発表内容は25章の最後部分であり、信徒の信仰態度と実践、不信仰者たちもいる社会での礼儀作法の規則が述べられており、イスラーム教徒が少数派の社会での信徒の礼儀作法の規範を知ることができると示唆していました。さらに、26章ではアラビア語アルファベット3文字から始まる意味合いを明らかにして、そこには神の言葉であることの証左があるとの解説があり、大変興味深い内容でした。参加者は25名でしたが、皆さん真剣に聞き入っていました。

次回は917日(土)の開催を予定しています。イスラーム研究所は日本語訳のクルアーンテキストを使って分かりやすく解説(タフスィール)することにより、一人でも多くの方に正しいイスラームの知識を広めたいと考え、この講座を開催しています。

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