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【イスラーム研究所】タフスィール公開研究会が開催されました

掲載日:2022年11月24日

1119日(土)、イスラーム研究所主催による今年度第4回目のタフスィール公開研究会が開催されました。今回は、拓殖大学イスラーム研究所所長の森伸生先生がクルアーン(コーラン)の第26章(詩人たち章)69節から159節までを解説しました。

発表内容は、26章で登場する預言者たちの物語の中で、イブラーヒーム(アブラハム)、フーフ(ノア)、フード、サーリフの4人の預言者たち物語についてでした。まずイスラームの預言者たちを系譜図で説明してからクルアーンの解説に入りました。前者の二人の預言者についてはよく知られていますが、フードについてはイエメンの方に墓が現存する話や、サーリフの物語では、神からの奇跡として大岩からラクダが出現する話などがあり、非常に興味深い内容でした。参加者は25名でしたが、皆さん真剣に聞き入っていました。

次回は1217日(土)の開催を予定しています。イスラーム研究所は日本語訳のクルアーンテキストを使って分かりやすく解説(タフスィール)することにより、一人でも多くの方に正しいイスラームの知識を広めたいと考え、この講座を開催しています。

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