工学研究科 伊藤本気さんがICT-ISPC 2015にてBest Paper Awardを受賞 | 大学院 | ニュース一覧 | 拓殖大学

工学研究科 伊藤本気さんがICT-ISPC 2015にてBest Paper Awardを受賞

掲載日:2015年05月27日

150527ictisp02.jpg5月23・24日に東京農工大学情報工学科が主催する情報通信技術に関する国際会議 " ICT International Student Project Conference (ICT-ISPC 2015) " が同大学小金井キャンパスにて開催され、本学大学院工学研究科の伊藤本気君 (情報・デザイン工学専攻2年)が "Best Paper Award" を受賞しました。

この会議は計算機科学、計算機工学やその他のITに関連した分野で研究を進めている学部生、大学院生に対して、実践的なアイデアの発表、共有を行うための場を提供する目的で開催され、本学 伊藤さんは「音声認識の技術により会議の音声から自動的に議事録を生成する議事録作成支援システム」に関する研究発表を行いました。

主な内容としては、このシステムは固有の問題として、作成される議事録テキストに音声の誤認識によるエラー語句が含まれ恐れがあるのですが、このようなエラー語句は議事録を後でテキスト検索する際の妨げになることが想定されます。この問題を解決するためにエラー語句を含む議事録間の類似度を算出する一手法を提案したものでした。

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参考:ICT-ISPC 2015(http://www.tuat.ac.jp/~ispc2015/)