【言語教育研究科】本学院生に教科書研究論文助成が決定されました

掲載日:2019年11月09日

言語教育研究科 英語教育学専攻 1年の石明靖さん(本学外国語学部中国語学科出身)が「平成31年度公益財団法人教科書研究センター大学院生の教科書研究論文助成金」に応募し、10月31日に10万円の助成金の授与が決定しました。
研究テーマは、「小学校の英語教科書分析-日中比較-」です。日本では2020年から小学校で英語が教科となります。一方、中国ではすでに2001年に小学校3年から英語教育が行われています。石さんの研究は、英語教育先進国の中国の小学校の英語教科書と日本のそれを比較研究することです。石さんの研究はとてもホットな研究で、今後の日本の小学校英語教育に対して重要な示唆が期待されます。その点が高く評価されたと思われます。応募総数31件、採択数12件の難関でした。
石さんは、「指導教官である保坂教授の大変きめ細やかなご指導により、自身の研究課題を明確にできたお陰で、この度助成金に選ばれたのだと感じます。また、きっと期待していただけている研究であるとも思いますので、今後も気を引き締めて調査・分析を進めていき、日本の英語教科書の質的向上に少しでも貢献できるような論文を執筆できたらと思います。」と助成の喜びを語っています。

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保坂教授(前列左)、石さん(前列右)と保坂ゼミのみなさん