【言語教育研究科】学生4名が中国で開かれた学会で発表しました

掲載日:2019年11月18日

2019年11月9日-10日に、中国人民大学(北京)で開かれた「2019年 日本語の誤用及び第二言語習得研究国際シンポジウム」で、言語教育研究科(博士後期課程)言語教育学専攻の康 乃琪さん(3年)、徐 恵君さん(3年)、樊 怡君さん(1年)、劉 嘉さん(1年)(いずれも中国出身)が研究発表を行いました。

本研究科の学生たちは、国内外の学会・研究会で、盛んに研究発表を行っています。今回のシンポジウムでは、本年8月に、本学で「博士(言語教育学)」の学位を取得し、現在中国の大学で日本語を教えている、卒業生の鈴木今日子さん(中国人民大学)、洪 忠婷さん(南京財経大学)も研究発表を行いました。

発表者4名のコメント

今年度の日本語の誤用及び第二言語習得研究国際シンポジウムで「読み上げ調査における特殊拍の生成-日本語と中国語リズムの対照比較-」について発表しました。現場の先生たちや研究者と話し合いながら、多くのご意見やコメントをいただきました。今回の発表はこれからの研究にも役に立ち、なかなか貴重な経験だと思います。丁寧に指導いただいた指導教授の木村政康教授に大変感謝します。これからも、より一層研究に精進していきたいと思います。(康 乃琪)

私は今回、中国の中国人民大学で行われた2019年度の日本語の誤用及び第二言語習得研究国際シンポジウムに参加しました。発表のテーマは「日本語学習者における『~つつある』の誤用に関する考察」です。現場の先生たちからご意見などをいただき、大変勉強になりました。研究にとって、発表というのは何よりも欠かせないものだと感じました。今回の発表に対し、指導教員の阿久津智教授から貴重なご意見やご指摘をたくさんいただき、心から感謝いたします。(徐 恵君)

今年度の日本語の誤用及び第二言語習得研究国際シンポジウムで「近代『平和』と『和平』の意味用法について」をテーマとして発表しました。緊張しましたが、先輩や先生方のご意見を沢山いただき、すごく有難く、いい勉強になりました。いつも温かくご指導いただいた阿久津智先生に心より感謝いたします。これからも質のいい論文が書けるように頑張ります。(樊 怡君)

私は今回の学会で「中国語を母語とする日本語学習者による方向性補助動詞の習得」というテーマについて発表しました。初めての学外発表でしたが、とても勉強になりました。会場でたくさんの方々から貴重なコメントをいただきました。また、他の様々な発表を聞いたら、将来もっと広い視野を持って研究していきたいと思います。最後に、今回の発表に対して丁寧にご指導くださった野田尚史先生と、修士論文の指導教授である小林孝郎先生に心から感謝いたします。(劉 嘉)

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劉 嘉さん(発表のようす)

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樊 怡君さん(発表のようす)

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徐 恵君さん(会場の前で)

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康 乃琪さん(会場の前で)

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徐 恵君さん(左)、樊 怡君さん(右)、鄒 文君先生(中国人民大学)で 3人の「君」さん