【言語教育研究科】博士後期課程の徐 恵君さんが日本語文法学会で発表しました

掲載日:2019年12月12日

言語教育研究科 博士後期課程 言語教育学専攻3年の徐 恵君(ジョ ケイクン)さん(中国からの留学生)が、2019年12月7日に、学習院大学で開かれた「日本語文法学会 第20回大会」で研究発表を行いました。

徐さんは、英語のbe doingの翻訳とされる日本語の表現「しつつある」について研究しています。これまでに、漢日対比語言学研究会、第二言語習得研究会、日本近代語研究会、日本語誤用と日本語教育研究会など、国内外の多くの学会・研究会で発表を行い、高い評価を得てきています。

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徐さんの発表のようす

徐 恵君さんのコメント

私は、今回、学習院大学で行われた日本語文法学会第20回大会に参加しました。発表のテーマは、「近代語における『Vツツアル』の用法に関する考察―明治期の英語の『be + Ving』を通して―」です。発表する前に、日本語文法学会の厳しさについて多少聞いていましたが、実際の発表現場に立って、学会の厳しさを更に感じました。最初は、あまり緊張感を持っていませんでしたが、自分の発表の前に、庵功雄先生(一橋大学)など他の方々の発表を聞いて、すごく緊張し、さすが日本語文法学会だと思いました。自分の発表について、応援してくれた後輩たちからは緊張している様子は全然見えなかったと言われましたが、実は大変緊張していました。質疑応答では、絶え間なく、先生たちから、問題点の指摘、貴重なご意見やコメントなどをたくさんいただき、大変勉強になりました。今回の発表を通じて、もっと頑張らないといけないと更に感じました。