言語教育研究科 博士前期課程(日本語教育学専攻)の「修士論文発表会」が開催されました。

掲載日:2020年10月24日

2020年10月17日(土)に、言語教育研究科博士前期課程(日本語教育学専攻)の「修士論文発表会」が開催されました。今回は、新型コロナウィルス感染症の影響で、Microsoft Teamsの「会議」を使っての「リモート(オンライン)発表会」となりました。
日本語教育学専攻では、2年生12名が、2グループ(チーム)に分かれて、発表を行い、1年生が司会・進行を担当しました。 7月25日に、やはりリモートで開催された「修士論文中間発表会」のときに比べると、どの発表も内容が充実してきていて、12月の修士論文提出に向けて、研究が着実に進んでいるようすがうかがえました。

発表題目(グループ別・発表順)

◎第1グループ
・「はる」の意味分析
・日中文化交流の視点からの日本語の漢字語に関する考察 ─「場合」、「場面」、「場所」を中心に─
・第二言語習得の視点から見る助詞「の」の誤用 ─中国人日本語学習者を中心に─
・文末思考動詞「気ガスル」に関する考察
・主題提示「って」に後続する間投助詞 ─「〈名詞〉+ってさ」と「〈名詞〉+ってね」の比較─
・流体に関する多義動詞の意味分析 ─「ナガレル」を中心に─

◎第2グループ
・日本人と中国人の依頼場面における負担度に関する意識調査
・日中両言語における前置き表現についての考察 ─対人配慮の視点から─
・「他者への評価」からみる若者の会話スタイル・オノマトペ動詞「オノマトペ+スル」と「オノマトペ+トスル」の違いについて ─擬情オノマトペを中心として─
・感謝場面における「感謝型表現」と「謝罪型表現」の使い分け ─中国人日本語学習者を中心に─
・自律的な日本語学習環境の構築 ─中国人留学生の実態調査をもとに─

発表の様子

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