【言語教育研究科】論文発表会を開催!言語教育研究科・博士後期課程

掲載日:2021年01月06日

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年末の12月19日(土)、言語教育研究科(博士後期課程)の『完成論文発表会』が開催されました。今回も、新型コロナウイルス感染の影響で、Microsoft Teamsを使っての「リモート発表会」となりました。発表者は4名で、その他教員と院生を中心に25名の参加がありました。司会進行は、後期課程の院生1年が担当し、周到な準備のお陰で、4時間に渡る長丁場でしたが、最後まで概ねスムーズに進行しました。参加者の皆さん、ご協力ありがとうございました。

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発表者と題目は以下の通りです:

  • 権 宇琦 『近代医学用語の成立と受容についてー日中語彙交流の視点から』
  • 高 墁菲 『中国人日本語学習者の語レベルのリズム習得―カタカナ語の発音を通して―』
  • 孫 向宇 『「~(さ)せていただく」の用法と社会的容認度に関する研究』
  • 倪 秀梅 『日本語の身体語彙とその慣用表現―二次的・三次的身体語彙を中心にして―』

今回の発表者4人は皆中国からの留学生でしたが、流暢な日本語で分かりやすい発表でした。質疑応答では、事例の妥当性についての質問と共に、自分の研究の専門分野内での位置づけ、定数分析と定量分析のバランス、研究がよって立つ理論的根拠の明示、研究の意義の明示、研究方法の明確化、研究課題の絞込みなどの課題が指摘されました。発表者と参加者双方にとって充実した発表会となりました。

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