【言語教育研究科】 日本語教育学専攻の竹市久美さんが日本語教育学会で発表しました
掲載日:2022年03月22日
言語教育研究科日本語教育学専攻の竹市久美さんが、2022年3月19日に行われた日本語教育学会の2021年度第5回関西支部大会(オンライン開催)で発表しました。竹市さんは、都内の中学校教諭として日本語教育に尽力するかたわら大学院に通い、本年度の3月15日に博士前期課程を修了し、修士の学位を取得しました。
発表のテーマは、「中学生の初級学習者の非情の受身理解を目指す授業デザイン-地理の教科書読解の第一歩として-」です。修士論文で得られた成果を多くの方に知ってもらうために投稿し、無事に採択されて発表を行いました。
発表当日は、50名以上の参加者があり、竹市さんが実践に取り込み、成果のあった「指ON」という主述関係の指差し方法などについて、質疑応答が行われました。今後、特に中学校で日本語教育に関わる方々にも大いに役立つ発表でした。
また、竹市さんの後には、言語教育研究科で、修士・博士の学位を取得された、山本晃彦先生(鈴鹿大学)のご発表もありました。多くの修了生の活躍が今後も期待されます。
(ご本人の許可を得て撮影)