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【言語教育研究科】博士論文発表会を開催!

掲載日:2022年07月26日

2022723日(土)に、拓殖大学大学院 言語教育研究科(博士後期課程)の「博士論文中間発表会・完成論文発表会」が開催されました。
今回も、昨年同様、新型コロナウィルス感染症の影響で、Microsoft Teamsの「会議」を使ってのオンライン発表会となりました。

中間発表会では、博士後期課程3年の劉嘉さん(中国からの留学生)が、「複文における日本語学習者の主語選択-中国語を母語とする日本語学習者の調査から-」というタイトルで、中国語を母語とする日本語学習者の複文における主語選択の誤用の実態について、発話データを分析した結果を発表しました。

完成論文発表会では、博士後期課程3年の赤瀬正樹さん(社会人)が、「Longitudinal Growth in Vocabulary Size, Vocabulary Learning Strategy Use, Motivation, and Self-efficacy in Japanese High School EFL Learners」というタイトルで、日本人高校生英語学習者の語彙習得と個人差要因との関係について、データをもとに横断的および縦断的視点から分析・考察を深めた研究成果を発表しました。

前者は日本語教育(文法)、後者は英語教育(語彙)の分野の発表でしたが、いずれもきわめてレベルの高い内容でした。
発表者を含め、教員(学内外)と大学院生(博士前期課程・後期課程)を合わせて、25名の参加があり、それぞれの発表のあとに、活発な質疑応答・議論が交わされました。

20220723_news01.jpg劉さんの発表のようす

20220723_news02.jpg赤瀬さんの発表のようす