【工学研究科】兪建琳さんが日本デザイン学会 グッドプレゼンテーション賞を受賞

掲載日:2022年08月01日

博士前期課程2年の兪 建琳(ユ ケンリン)さん(工学研究科,情報・デザイン工学専攻・室内設計研究室)が、日本デザイン学会 第69回春季研究発表大会(2022625日~26日にオンライン形式にて開催)において、グッドプレゼンテーション賞を受賞しました。

拓殖大学

受賞した兪 建琳さん

発表のタイトルは、「タケ材を用いた編組構成による収納家具部品への応用可能性検討」です。室内防災とタケ材活用の観点から、タケ材の特性を活かした収納家具部品への展開を目指し、タケ材による編組構成の面材について、編み方や材料の組合せによって強度に影響があることを明らかにしたものです。このような性質を把握したうえで、タケ材の特性を活かしたフレーム構造と組合わせ、家具の軽量化、低重心化を図り、転倒時に弾性を発揮して衝撃を軽減する収納家具の開発を目指しています。 審査委員からは、「伝統的な編み模様を物理的に評価している点はデザイン研究として模範的である」と評価されました。