国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)③【台湾】 | 国際交流 | ニュース一覧 | 拓殖大学

国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)③【台湾】

掲載日:2015年05月25日

5月22日(金)、今年度3回目の都立翔陽高校との交流授業が行われました。

高校生による日本文化の紹介から授業が始まり、「日本の四季と伝統行事」、「和食と和菓子、和服をメインにした「和」の文化」、「海外で人気のある日本の芸能人」について3つの班が発表をしました。高校生から四季折々の伝統行事が紹介されると、留学生は熱心に耳を傾け、メモをとっていました。また、季節ならではのおいしい食べ物や袴、振り袖といった着物の紹介では、「どんな味がするのか食べてみたい」「いつか美しい着物を着てみたい」との感想が出ました。海外で人気のある日本の芸能人については、高校生が留学生にインタビューをしながら進行しました。留学生の好きな芸能人が高校生にも人気があったようで、場が大きく盛り上がりました。

続いて、台湾・開南大学からの交換留学生が、出身地である台湾の紹介をしました。日本と台湾の漢字や物価の違いを紹介すると、高校生からは驚きの声が上がりました。また、人気の台湾料理ランキングの発表では、高校生は初めて見る台湾料理に興味津々の様子で、材料や味付け、調理方法を質問する姿がとても印象的でした。最後に、台湾で見かける「間違った日本語」を紹介すると、おかしな日本語表記に笑い声があがりました。まとめとして、留学生が言葉を学ぶことの難しさについて述べられました。

高校生だけでなく授業に一緒に出席している他の交換留学生にとっても楽しく有益な発表になりました。高校生からは「海外ばかりに目が向いていたが、他の班の発表を聞いて日本の良さを改めて感じることが出来た」との感想が出るなど、高校生も母国の文化を見直すいい機会となったようです。

次回は、留学生が高校を訪問し、高校生と留学生の交流会の準備をする予定です。

150525syouyou01.jpg
留学生の発表の様子
150525syouyou02.jpg
高校生からの質問に答える留学生