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国際学部3年・福永翔子さんが文部科学省主催「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」でフィリピンへ

掲載日:2015年07月23日

国際学部3年・福永翔子さんが文部科学省主催「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」でフィリピンへ
国際学部3年生の福永翔子さん

国際学部3年生の福永翔子さん(東京都・農業高等学校出身)が文部科学省主催の「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」に合格し、平成27年9月から5か月間フィリピンのセブ島で教育と貧困をテーマに調査します。このプログラムは日本の若者の留学を促進することを目的として、充実した事前研修プログラムや奨学金によって若者の海外での活動を文部科学省中心に官民協働で支援するものです。福永さんはその第3期生として合格しました。

福永さんはこれまでにTUSAP(拓殖大学留学制度)の短期研修やゼミ研修等を通じてタイ、ラオス、ネパール、インドネシアなどアジアの国々を訪問し、現地の言葉や生活を学んでいます。特にネパール、タイでは実際に村人に生活実態についてインタビューし、貧困と教育の関係をテーマにゼミナールで発表しています。3年生になったら長期の留学をしてみたいという気持ちがあった福永さんは、英会話習得とともに、フィリピンで貧しい家庭の子供の教育支援をしているNGO団体に調査活動の協力を得て、本当に役に立つ支援を実体験から考えるため、本プログラムに応募しました。

一次審査の書類審査、二次審査の面接、ディスカッションを通過して見事合格。選考通過の為に福永さんが努力したことは計画書作りで、なぜ自分はこれがしたいのか、自分のアピールポイントは何か、など過去の自分から突き詰めていくことが多く、とても時間のかかる作業だったそうです。

渡航後は、貧困と教育の関係を理解するために貧しくて学校に行けない子ども達を支援する活動や、孤児院における活動、小学校の授業支援活動に参加し、貧困地域における家庭の生活事情や学校が抱える諸問題についてインタビュー、調査内容をデータベース化。また、単なる調査だけでなく、インタビューの中で子どもたちの将来の夢を聞き、その夢を実現する方法を、現地の人々とのコミュニケーションの中で一緒に模索します。

福永さんは調理師の資格も持っており、コミュニケーションのツールとして生かすだけでなく、食を通して日本語や日本文化を伝えることも今回留学する目的の一つとしています。

帰国後は留学で得た成果を大学内外に発信する予定で、日本とフィリピンの友好発展への貢献が期待されます。