国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)⑥【タイ】 | 国際交流 | ニュース一覧 | 拓殖大学

国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)⑥【タイ】

掲載日:2015年10月26日

10月23日(金)、都立翔陽高校の3年生30名が本学を訪れ、本学留学生が講師役となって交流授業を実施しました。交流授業は前期に引き続き、後期も実施されることとなり、この日が第1回目となりました。

初回ということで、留学生の自己紹介から授業は始まりました。その後、高校生によるプレゼンテーションが行われ、世界の民家について発表をしてくれました。国によって異なる民家の造りや文化に関する説明に留学生も熱心に聞き入っていました。特に、日本の民家に関する説明では、伝統的な民家の写真に留学生が興味を示し、一生懸命にメモを取る様子が印象的でした。

続いて、留学生による母国紹介が行われました。タイのコンケン大学、カセサート大学からの留学生がタイの地理や食文化について、発表をしました。食文化の説明では、日本でも馴染みのある料理だけでなく、タイの家庭料理まで紹介をしました。また、タイ語を紹介し、高校生も留学生の発音にならって挨拶の練習をしていました。

続いて、班ごとに分かれて高校生と留学生のフリートークの時間が設けられました。中国、韓国、台湾、フィリピン、インドネシア、タイ、スペインからの留学生12名が参加をしました。次回以降の授業で発表を控える高校生たちは、自分たちの調査テーマについて積極的に質問をしていました。留学生も質問に答えるだけでなく、会話の中で出てきた疑問点を日本語で問いかけていました。徐々にお互いの距離が縮まり、各班から笑い声が聞こえるようになるなど、和やかな雰囲気の中で交流を深めることが出来ました。

次回の交流授業では、インドネシアからの留学生を講師として行うと同時に、高校生から留学生へ日本の紹介についてのプレゼンテーションを実施する予定です。


国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)⑥【タイ】
発表をした留学生

国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)⑥【タイ】
フリートークの様子