国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)⑧【ネパール】 | 国際交流 | ニュース一覧 | 拓殖大学

国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)⑧【ネパール】

掲載日:2015年11月13日

11月13日(金)、後期3回目の都立翔陽高校との交流授業を実施しました。

この日は高校生による「職人」に関するプレゼンテーションから授業が始まり、「曲げわっぱ」や「切子ガラス」についての発表がありました。製造過程や用途、また切り子ではガラスのきれいな模様まで丁寧に発表をしてくれました。あわせて、手ぬぐいや万華鏡、扇子といった日本ならではの伝統工芸品の紹介もあり、留学生たちも興味深い様子で発表に聞き入っていました。

続いて、「ファッションショー」についての発表がありました。ニューヨークやパリ、ミラノなどで行われているそれぞれのショーに関する特色を学ぶことが出来ました。また、日本で行われているショーの紹介、海外のショーとの比較もあり、留学生たちも初めて知ることが多くあった様子でした。

次に、留学生による母国紹介が行われ、ネパールから留学をしている工学部生が発表をしました。民族衣装を身にまとい、国旗の由来、ヒマラヤ山脈など山々に囲まれた地形やネパールの美しい景色を紹介してくれました。また、ネパール料理の紹介では、高校生からは「食べてみたい」、「どんな味がするのだろう」と声が上がり、楽しみながら授業を進めることが出来ました。
中でも、ネパール語の紹介では、文字の多さや細かな発音の違いもあり、初めは高校生だけでなく一緒に参加をする留学生も難しい印象を受けたようですが、発表学生の指導もあって、挨拶など理解をすることができました。高校生も初めて聞くことが多かったのか、メモを熱心に取っている姿が印象的でした。

次回も高校生の発表と留学生の母国紹介を実施する予定です。次回は、スペインからの留学生が講師を務めます。

国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)⑧【ネパール】
高校生による「曲げわっぱ」の紹介

国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)⑧【ネパール】
国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)⑧【ネパール】
発表してくれたネパールからの留学生