マレーシアMARA教育財団来訪
掲載日:2015年11月24日
11月19日(木)、マレーシア・マラ教育財団(YPM:Yayasan Pelajaran MARA)より、CEOのダト-・アブドゥル・カリム・ビン・ムスタファ氏及びMJHEP(マレーシア日本高等教育プログラム)プロジェクト・ダイレクターのハジ・マット・ザイラニ・ビン・マット・ナワウィ氏他御一行が本学を来訪されました。
MARA教育財団は、MJHEPの実施機関として、マレーシア人学生に現地で3年間の教育(予備教育+大学1・2年次教育)を行い、国費留学生として日本の大学の理工系学部3年次に編入させるプログラムを運営しています。
このプログラムは、日本政府の円借款事業として約20年間にわたって実施された HELP(Ⅰ~Ⅲ)の後継プログラムで、マレーシア政府の企業家開発省傘下にあるMARA教育財団(YPM)が、単位移管による日本留学プログラムとして継続して実施しています。現地マレーシアでの教育には、日本語教育を本学が、理工系教育を芝浦工業大学がサポートしており、本学を含め現在は22の国公私立大学が編入生を受け入れます。
当日は、渡辺利夫総長、福田勝幸理事長、小林孝郎留学生別科長の他に現地の理工系教育を担当する芝浦工業大学や国際教育会館に事務所を置くJUCTe(NPO日本国際教育大学連合)の関係者も出席し、MJHEP進展における日本語教育の在り方、企業連携等の構想などを中心に活発な意見交換が行われました。 益々進む現地化に向けたマレーシア人教員の育成や日本における教育支援サービスの確立など、更なる発展が期待されます。