国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)①【スペイン】 | 国際交流 | ニュース一覧 | 拓殖大学

国際理解教育高大連携(留学生による交流授業)①【スペイン】

掲載日:2016年04月22日

4月22日(金)、都立翔陽高校の3年生20名が本学を訪れ、本学留学生が講師役となり交流授業を実施しました。

この交流は、2009年4月に教育提携を結んだことをきっかけに、「高大連携国際理解教育」の一環として、 翔陽高校と本学が協力し2013年度から実施しているものです。

この日は、スペイン・サラマンカ大学からの交換留学生がスペインの地理や文化について、 パワーポイントを使いながら説明をしました。おいしそうなスペイン料理やトマト祭り、 牛追い祭りといった伝統行事の紹介をしました。
また、スペインの問題として若者の就職難についての発表も行いました。
高校生にも身近な問題であったため、熱心に耳を傾けてメモを取る姿が印象的でした。
今年度より留学生による簡単な母国語紹介も行われ、留学生が見本を見せながら、挨拶や簡単な会話を教えました。
高校生だけでなく、共に授業に参加した留学生も楽しみながらスペイン語を学ぶことが出来ました。

続いて、班ごとに分かれて高校生と留学生のフリートークを実施しました。
スペイン、中国、韓国、台湾、フィリピン、インドネシア、タイからの留学生13名が参加をしました。
自己紹介の後は、班ごとに趣味や部活動の話から将来の夢まで色々な話をすることが出来ました。
また、交流を深めるためにカルタを行いました。初めはお互いに遠慮がちでしたが、徐々に真剣勝負が繰り広げられ、非常に盛り上がりました。

最後に高校生から「今日はありがとうございました。これから宜しくお願いします」と挨拶をいただきました。
お礼に留学生から「こういった交流はとても大事な事だと思います。これからも楽しみです」と挨拶があり、本日の授業は終わりました。

今年度前期期間中の交流授業は、エジプト、フィリピンからの留学生を講師として行うと同時に、 高校生から留学生へ日本の紹介についてのプレゼンテーションを実施する予定です。
また、留学生が翔陽高校に2回訪問をし、交流を深めていきます。

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留学生の発表の様子

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フリートークの様子