カルチャーフォーラム(エチオピアと拓殖大学)が開催されました
掲載日:2016年05月30日
駐日エチオピア連邦共和国大使館主催による「カルチャーフォーラム(エチオピアと拓殖大学)」が5月28日(日)拓殖大学文京キャンパスで開催されました。
本学は海外で活躍する卒業生を数多く送り出すとともに、世界各国から多くの留学生を受け入れています。
本学とエチオピアとの歴史をひもときますと、
昭和6年11月に、当時のエチオピア特使であったへルイ氏とリジ・アリア・アベベ閣下が本学に来校されています。

昭和6年へルイ氏とリジ・アリア・アベベ閣下来校
(二列目中央は第四代 永田秀次郎学長)
その2年後となる昭和8年、へルイ氏が書かれた見聞録「大日本」が本学に寄贈され、図書館に現存しています。
その後、長い間エチオピアと本学の交流はありませんでしたが、昨年4月、陸上競技部にエチオピアよりワークナ・デレセ・タソ君を留学生として迎え入れました。
今年の箱根駅伝で2区を走り活躍しました。来年の箱根駅伝でも再び活躍してくれるものと期待しています。

へルイ氏著書
「大日本」
デレセ君の入学によりエチオピアとのつながりが再び結ばれ、今般、駐日エチオピア連邦民主共和国大使館主催で「カルチャーフォーラム(エチオピアと拓殖大学)」 を本学で開催することとなりました。
当日は、150名を超える参加があり、アフリカ研究愛好会の井上実咲さん(国際学科4年)のプレゼン、チャム・ウガラ・ウリヤトゥ駐日大使、本学学長川名明夫、 エチオピア航空のアシェナフィ・イルガ氏からのあいさつがあり、引き続き、チャム・ウガラ・ウリヤトゥ駐日大使からは、エチオピアの文化、産業、歴史などの紹介がありました。
エチオピア伝統舞踊団によるダンスパフォーマンスショーでは、学生も飛び入りで参加するなど大いに盛り上がりました。
E館の学生ホールでは、エチオピアコーヒーの香りとともに、エチオピア料理の振る舞いがありました。
ご参加いただいたみなさんは、エチオピアを知るとともにダンスや料理を楽しみ、大盛況のうちに幕を閉じました。
エチオピアと本学の交流が今後ますます盛んになることが期待されます。

アフリカ研究愛好会によるプレゼン

駐日大使によるエチオピア紹介

エチオピア伝統舞踊団によるダンスパフォーマンスショー

エチオピア伝統舞踊団によるダンスパフォーマンスショー

エチオピア料理

大使と談笑するデレセ選手