トビタテ!留学JAPAN ― 活動報告カンボジア ―
掲載日:2016年12月22日
インターン先のチームでアンコールワットマラソンに参加
商学部国際ビジネス学科4年 トビタテ!留学JAPAN4期生の金田航弥です。
今年の4月からカンボジアの首都プノンペンでプロサッカーチームでのインターンとメコン大学への留学をしています。こちらへ来て早9か月が過ぎました。
現在、9時から16時までインターン先で作業をして、17時から21時までメコン大学で授業を受けています。忙しい毎日ですが友達や近所の方に助けてもらいながら充実した生活をおくっています。
先日、生活拠点を大学の寮からアパートに変え、同じインターン先の学生とルームシェアをしています。隣のマンションとの距離が近すぎるために、朝でも真っ暗で牢獄のような部屋だったためです。アパートにした事でより現地の生活が身近になり、カンボジア人と接する機会が増えました。カンボジア人は路上でパーティーをするのが好きなので、家に帰る途中の道で全く知らない近所の方から"一緒に食べよう!"と頻繁に声をかけてくれます。日本にはない温かさがカンボジアにはありました。
メコン大学の寮
私のインターン先では夏に大幅な人事異動があり、ジェネラルマネージャー(以下GM)以外の社員がいなくなり、その代わりにトビタテ5期生の学生が2人加わりました。現在は、日本人4人と現地スタッフ3人で作業しています。社員がいなくなったことで今まで仕事を振られる側だった自分が新しく入ったインターン生に作業を教え、業務内容は広報、練習サポート、事務、経費管理など幅広くなり、忙しいながらも充実した日々を過ごしています。そんな中で新しくGMになった方は外資系のコンサルティング会社にいたということもあり、体制が変わったことからロジカル的に物事を考えるようになりました。また、日本では考えられないようなイレギュラーな事が起こるのが新興国です。そんな中、原因を突き止めて臨機応変な対応をとれるようになりました。
カンボジアンタイガーFCサッカースクール
コーチとして参加
私の留学期間は残すところ2か月となりました。これまではインターン先の仕事と大学の授業に追われる日々を過ごしていましたが、残る期間で自身だけにしかできないことに取り組み、この留学経験を帰国後に繋げられるよう今から準備していきたいと考えています。
トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム(http://www.tobitate.mext.go.jp/)
2014年から開始した官民協働で取り組む海外留学支援制度で、交換留学など単位取得を前提としたアカデミックな留学だけでなく、インターンシップやボランティア、フィールドワークなど、学校に行かない多様な活動が支援の対象となっています。また、学生が自ら定めた明確な目標実現のために「実践活動」が含まれる留学計画を28日間から2年以内で自由に組み立てることができ、プログラム採用者には渡航費や留学先の授業料、返済不要の奨学金が支給されます。
本学ではこれまでに3名の学生が採用されており、次期(平成29年度後期 第7期生)の学内募集は来年1月23日より行います。学内募集の詳細は Takudai Portal お知らせに掲載していますので希望する学生の皆さんはそちらをご覧ください。