長期研修生からのニューイヤーレター(その1・アメリカ) | 国際交流 | ニュース一覧 | 拓殖大学

長期研修生からのニューイヤーレター(その1・アメリカ)

掲載日:2019年01月07日

Happy New Year!!

私たち5名がアメリカ長期研修に来て約4ヶ月がたちました。この4ヶ月間でサンクスギビングやクリスマス、年越しなど様々な行事を経験しました。

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日本では、クリスマスは友人同士で集まったり恋人と過ごしたり、娯楽行事として人気がありますが、アメリカでは大切な宗教的行事として、家族や親戚と集まり厳かに過ごすのが一般的だそうです。また、クリスマスが近づくと街の雰囲気などが変わり、お店なども大々的にフェアを開催します。ですが、クリスマス当日である12月25日はチェーン店を含めたほぼ全てのお店が閉まってしまいます。これも、アメリカの人々がクリスマスを特別に考えていることの現れだと感じました。同様にサンクスギビングは、日本では馴染みがないですが、こちらではとても重要な行事です。11月22日の当日には同じくお店は閉まってしまいますが、次の日の金曜日にはブラックフライデーと呼ばれる商品の大安売りが開催され、多くの人々がモールなどに出かけます。

日本では、子供達はサンタクロースからのプレゼントを貰いますが、アメリカでは親、親戚、多くの知り合いからたくさんのプレゼントをもらい、クリスマス前にそれらをツリーの下に置き、当日になったら家族みんなで開封するのが一般的です。その中で気に入らなかった物は、返品できるシステムがあるそうです。プレゼントと一緒に、値段の書かれていないギフト・レシートが封入され、それと一緒にお店に持っていくと、ギフトカードとして返金されるそうです。

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日本での年末年始は、盛大ながらも静かに祝われ、文化的にも大切な役割を持っています。しかしそれとは対照的に、アメリカではそこまで重要視されていません。日本とアメリカは、クリスマスと年末年始の考え方が入れ替わっている、という感じを抱きます。
大晦日には友人同士で集まり、パーティをしながら年越しを迎えます。また、アメリカ本土は東と西で3時間の時差があるため、ニューヨークが新年を迎える頃には、私たちのいるシアトルを含めた西海岸は夜の9時にその様子をテレビなどで見て、花火を打ち上げるなどして祝います。そして新年には、三が日という概念がないので、多くの職場や学校は、2日や3日には始業します。

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平日は毎日夕方まで授業があります。授業以外でも、各々宿題に取り組みながらグラブやボランティア活動などに参加し、英語を話す機会を作りました。現地主事や授業の先生方も、私たちが現地の方々と関わる機会を設けてくださり、たくさんのアメリカの行事や文化を体験することができました。他の研修先と異なり、大学内にある寮で生活しているので多くの自由時間を確保できることも利点だと思います。現地の友人やルームメイトに恵まれ、私たちはとても充実した留学生活を過ごしています。

残り2ヶ月となりましたが、前のクォーターよりそれぞれが、勉強ではもちろんのこと、人としても成長できるように一層頑張っていきます。またこの留学でお世話になった人や支えてくれている家族への感謝の意を忘れずに生活していきたいと思います。

八王子国際課