長期研修生からのニューイヤーレター(その2・メキシコ) | 国際交流 | ニュース一覧 | 拓殖大学

長期研修生からのニューイヤーレター(その2・メキシコ)

掲載日:2019年01月08日

¡Feliz año nuevo!

メキシコの人達は、ほとんどがカトリック教徒です。そのためクリスマスはとても大事なイベントになります。メキシコのクリスマス期間は3つイベントがあります。最初が Posada(ポサダ)です。これは、キリストの両親がキリスト出産のための場所を探しに出ていた期間12月16日~24日の9日間になります。

Piñata (ピニャータ)というくす玉のなかにおかしなどをを入れそれを吊り下げて目隠しをして割ります。こども達にはとてもうれしい行事です。

そして次に25日のクリスマス。メキシコの人達は、恋人や友達とは過ごさず家族と過ごします。

Piñata ピニャータ 中からお菓子が出てくる

Piñata ピニャータ 中からお菓子が出てくる

1月6日に食べるRosca ロスカ

1月6日に食べるRosca ロスカ

年が明けた1月6日は、Día de los Reyes Magos (ディア デ ロス レジェス マゴス) があります。
日本語では東方三賢人の日。この日食べるのがRosca(ロスカ)という円状の大きなパン。上にはドライフルーツが乗っておりパンの中にはいくつかの人形が入っています。一人ずつ順にパンを切ります。中に人形が入っているとこの一年幸せになるといわれています。しかし、当たった人は2月2日の聖母マリアの日にTamal(タマル)というトウモロコシでできた伝統料理をみんなに振舞わなければなりません。
これがメキシコの一般的なクリスマス、年明けになります。

ここまでの研修生活を振り返ってみて、だいぶメキシコでの生活に慣れてきたなと感じます。

来たばっかりのころは、コンビニでスマホをいじりながら接客をしている店員や、犬を連れて地下鉄に乗ってくる人に驚いたりしていましたが今ではそれが日常になってしまいなんとも思わなくなってしまいました。

学校面では、アメリカ、韓国、中国、ベルギー、コンゴなど様々な国の人たちと授業を受け、コミュニケーションを取り、刺激を受けて、友達になりとても充実した学校生活を送っています。スペイン語のレベルも初めの頃よりはスムーズにコミュニケーションを取れるようになりました。

あっという間に研修期間も残り2か月となってしまいました。残りの期間では、まだ全然行けてない旅行に行ったり、博物館に行ったりしてメキシコ文化にもっと触れられればと思っています。残り2か月後悔のないよう楽しんでいきたいと思います。

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メキシコ長期研修生 スペイン語学科2年友寄 慈瑛

八王子国際課