長期研修生からのニューイヤーレター(その7・カナダ)

掲載日:2019年01月17日

Happy New Year!!!

クリスマス

カナダのクリスマスは、12月の初旬から始まります。
12月になると、町の多くがライトアップされ、至る所でクリスマスの音楽が流れています。店にはクリスマスの商品が並べられていました。
カナダではクリスマスカードを(日本の年賀状のようなもの)渡すというのが一般的なので様々なデザインのカードが売られていました。さらに中旬になると、多くの人がクリスマスの帽子や服を身に着けていました。日本では、街中でクリスマスの帽子や服を身に着ける人は、あまりいないので驚きました。
私の家では11月の中旬からクリスマスツリーの飾り付けをしました。そして、買ってきたプレゼントをツリーの下に置いていました。プレゼントは徐々に増えていき、当日には周りに置ききれないほどになっていました。その光景を見て、とてもわくわくしました。
カナダでは、クリスマスは家族と過ごす日として考えられています。しかし、クリスマスイヴには、家族だけでなく友人を招いて家でパーティーをします。そのため、私たちはそれぞれのホストファミリーと過ごしました。私の家では、24日の夕食に親戚を招きパーティーをしました。ターキーなどのクリスマスにちなんだ料理を食べました。食後は、家族で映画を見て過ごしました。
クリスマス当日は、日本とは違い、ほとんどの店は閉まっているので家で過ごすことが多いです。私の家は、朝昼ごはんを食べたあとツリーの下に置いてあるプレゼントを皆で開封しました。海外のクリスマスを体験することが出来て嬉しかったです。

年末年始・お正月

年末年始やお正月は、友人と過ごすのが一般的です。
カナダの人は、お正月は重要なイベントと捉えていませんでした。そのため、カナダの若者は大晦日にダウンタウンへ行きパーティーや花火を楽しみ、元旦は家で寝ることが多いようです。日本とは真逆で驚きました。
今回私にとって、初めての海外での年越しでした。そのため、ダウンタウンの花火を見に行くことにしました。23時頃に街へ向かいました。すると、既に多くの人で賑わっていました。私たちは、花火が行われるポイントまで歩いていきそこでカウントダウンをしました。15分前になると花火が上がりました。そこから5分おきに花火が1発あがり、12時になると一気に上がり、そこから15分程続きました。花火が終わると皆が一斉に駅へ向かい電車に乗る列が出来ていました。そのため私たちは、バスを使い帰宅しました。カナダでは31日~1日の間はバス代が無料のため定期を持っていない人でもバスに乗ることが出来ました。日本ではありえない事なので驚きました。
お正月は、全く実感がありませんでした。いつもと変わらないため、日本の正月が少し恋しくなりました。また、ホストファミリーによると、学校や仕事は1月2日から始まるそうです。

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研修生活の振り返り

私たちは9月からLangara CollegeでのLEAPプログラムに参加しました。
初めのセッションでは慣れないことが多く戸惑いもありましたが、日々の宿題や課題をこなしました。 ホームシックになった生徒や宿題の量に悶絶している生徒もいましたが、最終テストでは無事に全員合格することが出来ました。
7週間という短い間でしたが、それぞれクラスで友人を作ることができ国際交流を深めることもできました。一週間のセッション休暇では、ショッピングをしたり遊びに行ったりと充実した日々を過ごしました。
セカンドセッションでは、授業スタイルや日々の生活にも慣れ、楽しみながら生活することが出来ました。メンバーの全員が最初のセッションよりもセカンドセッションの方が早く感じたと話していました。
冬期休暇では、旅行、アイスホッケーの試合観戦、クリスマス、お正月と多くのイベントを体験することが出来ました。どれも海外では初めてのことだったので、とても貴重な体験となりました。

残りの研修生活の抱負

残りの留学生活も残すところ約1か月半となりましたが、拓大生としての自覚を持ち、勉学に励むと同時に限られた海外生活を楽しみたいです。そのため、ホストファミリーや日本人以外の友人と過ごす時間を増やします。そして、それぞれの将来に役立つ英語を進んで学びたいと思います。また、この7か月間で英語力の向上のみに留まらず多くの国際的な知識・教養を身に着けて帰国することが出来るよう、引き続き努力していきます。

まとめ

この5か月間で日本では出来ない多くのことを経験することが出来ました。到着した当初は本当にやっていけるのかという不安もありましたが、私たちをあたたかく迎えてくださったホストファミリーをはじめ、多くの方々に支えられこの生活に慣れることが出来ました。これから過ごす1か月半はこれまでの集大成なので、今まで関わって下さった方々に少しでも成長したと思ってもらえるように頑張ります。

カナダ長期研修生 商学部2年 羽場友香

八王子国際課