第3回拓殖大学・ナレースワン大学共催日本語教育研修会が開催されました

掲載日:2019年03月04日

2月16日、17日の二日にわたり、タイのナレースワン大学にて、拓殖大学・ナレースワン大学共催の「第3回日本語教育研修会」が開催されました。

ナレースワン大学はタイ北部、ピサヌロークにある国立大学で、4年前より本学とともに、ピサヌローク近郊の中等教育機関等で日本語を教えるタイ人教員、日本人教員を対象に当研修会を実施してきました。

今回は本学国際学部の近藤真宣教授が招かれ、約30名の参加者に対して読解指導法および読解から書き方指導への応用について講演しました。また、2日目のワークショップでは、ピア・リーディングから要約文へつなげるという課題をもとに、参加者は体験的な学習を通して講義内容への理解を深めました。

ナレースワン大学からも人文学部東洋言語学科ミャンマー語科のウィ-ラット・ニヨムタム助教授、同人文学部東洋言語学科日本語科の奥村匡史講師、森本香織講師、ピサヌローク・サパイワン高校の小林琢典講師がそれぞれ実践研究を発表され、たいへん充実した、有意義な研修会となりました。

修了式では、当研修会に参加した日本語教員に、拓殖大学・ナレースワン大学より修了証が授与されました。また、海老原智治タイ連絡事務所所長による本学の紹介、現地教員との交流会も開かれました。

タイ国内では、日本語の学習熱が高まっており、日本語教育の充実、日本語教員の教育技術のレベルアップが望まれています。本学とタイ・国立ナレースワン大学とは、今後も研修会開催等を通して、より活発な相互交流の実現が期待されます。

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講演中の近藤教授

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受講風景

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ワークショップ

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海老原所長による本学の紹介

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研修会に参加した大学教員・高校教員との記念撮影