你好!(こんにちは!) ~本年度長期研修生から報告が届きました(台湾)~

掲載日:2019年10月01日

私たち長期研修生が台湾に来ておよそ2ヶ月の月日が経とうとしています。5人部屋の寮での現地学生との共同生活、文化の違いなどでカルチャーショックを受けることもたくさんありますが、今のところ、研修生メンバーは目一杯楽しみながら今しかない長期研修生活を送っています!今回はこれまでの台湾生活を皆さんに報告したいと思います。

今年の台湾研修生は全員女子学生!なので、女性だけならではの実に和気藹々としたグループです!出発前は大人数での共同生活や、私を含め初の海外渡航となるメンバーも居たため、大変不安でしたが、みんなでがんばろう!とメンバーで意気込んで台湾へと旅立ちました。日本から約3時間で台北松山空港に着くと、お世話になる東呉大学のチューターや先生が待っていてくださいました。チューターは日本語学科の学生で、日本語はみんな堪能です。初日は一緒に日程の確認と寮の手続き、生活必需品などの購入をしたり、ご飯を食べたりと、メンバーそれぞれに付いたチューターは皆さん優しく、今でも台湾生活の大きな支えになってくれています。

到着してからすぐに歓迎セレモニーを開いていただき、私たちのクラスである華語班の担当の先生方からの激励の言葉、そしてその後はメンバーそれぞれがこれからの抱負を述べ、その翌日には授業が開始しました。台湾ではこれまで学んだ簡体字ではなく繁体字を使用しているため、最初は全員苦戦していましたが、9月現在は逆に「簡体字が書けない!」と嘆いています。

8月の途中には連休があり、メンバーのうち3人が台南に旅行しました。現地では台南出身のチューターの家に泊めてもらい、チューターとその友達に色々な観光名所を案内してもらいました。台南で出会った人はみんな優しく、そして食べ物も美味しくて、大変良い思い出になりました。ほかにも台湾の祝日には台湾ならではの風習をチューターに教えてもらって経験したり、チューターとの言語交換会では日本語学科以外の学生と交流したり、サークルに参加したりと大変充実した一日一日を送っています。

長期研修中国語圏の研修先は中国と台湾がありますが、台湾では中国語を学べるだけでなく、「台湾語」にも触れられます。台湾語は日本統治時代の影響を受け、日本語に似た言葉などもあるので、言語から文化や歴史を学ぶ機会にも繋がります。ただ、寮のルームメイトのお祖父さんに台湾語と中国語をミックスされて話されたときにはまったく聞き取れず、呆然としてしまいましたが...。ただ、「この台湾語知ってるよ!」というように拙いながらも話してみるとぐっと台湾人との距離は確実に近づきます。(でも、台北に住んでいる人は聞き取れるけど話せないという人が多いですが、台湾南部にいくと、台湾語を使える人は多くなるようです。)

このように、授業だけでなく文化や現地の方言等を学び、充実した毎日を送っています。現在は11月に行われる外国人スピーチ大会に向けてチューターと二人三脚で原稿を書いたり、原稿のための情報集めをしたりしています!現地生活は楽しいだけでなく、辛いことももちろんありますが、それもいい経験として、3月の帰国時まで頑張りたいと思います!

現地の学生と

画像
画像
画像

東呉大学の先生方と(研修開始式典)

画像

以下の日程で次年度長期研修の募集説明会を開催予定です、興味・関心のある学生の参加をお待ちしています。

拓殖大学海外留学プログラム長期研修募集説明会

10月15日(火)12:40~13:10 八王子国際キャンパス A201教室
10月16日(水)16:20~16:50 文京キャンパス E501教室