Hello everyone!~本年度長期研修生から報告が届きました(イギリス)~

掲載日:2019年10月16日

私たちがイギリスに到着してから1か月半が経過しました。長いフライトを経てイギリスに到着したのは昼間でした。当然空港内には日本語の標識など無いので道に迷わないか、係員の人に上手く自分の意思を伝えられるかなど不安がいっぱいでしたが、なんとか提携校のスタッフの人と合流し無事エクセター大学に到着することができました。到着時、これからの留学生活に期待や不安がたくさんありましたが、ホストファミリーが温かく出迎えてくれ安心したのを覚えています。今年度、エクセター大学への研修生は2名で、現地で情報共有できる人が少ないのは不安でもありましたが、人数が少ない分二人で支えあって結束を高めていければと思います。

8、9月はジェネラルイングリッシュコースを受講しました。このコースの授業内容は主にスピーキングが多くパートナーと意見をシェアする機会がたくさんあります。また、3クラスにレベル別で分かれているので同じレベルの学生たちと楽しく授業を受けることができました。クラスは日本、中国、サウジアラビアから留学している学生で構成されていました。彼らと自分たちの国の文化、政治など様々なことを話すことがあるので他国の色々なことを知ることができました。

画像

エクセターの中心部であるエクセター大聖堂

授業内容は渡航間もないということで容易な所もありましたが、同じ日本人同士でも母国語を使うことは避け、英語で会話をしようと努力をするなど他の学生の勉強に臨む姿勢に刺激を受け、互いに切磋琢磨することができたと感じます。

画像

学内施設

週末にはよく彼らと街の方へ出かけたり、彼らの寮へ行って一緒に日本食を作ってパーティーをしたりしています。私たちの住むエクセターは日本と同じくらい治安がよく、とてもきれいな街です。また、人々もとても親切で、迷子になった時もみんな優しく対応してくれました。ホームステイでは、ネイティブスピーカーの話すスピードに対応できず理解に苦しむことが多々あり、部屋にこもってしまうこともありましたが、ホストマザーが「あなたは英語を伸ばしたくてここに来ているし、私たちもあなたが今日何をしたか興味があるのだから、あなたはリビングに来て私たちと話さなくてはいけないよ」と声をかけてくれたことを機に、自分から積極的にホストファミリーとコミュニケーションをとるようになりました。そうしたことで、以前より格段に過ごしやすくなったしイギリスの文化も学べていい機会になりました。

10月からはアカデミックイングリッシュコースを受講する予定です。このコースはエクセター大学入学用のコースで難易度の上がった実用的な英語の勉強が始まります。前学期では、クラスでも発言するのはサウジアラビアや中国の留学生がメインで、他国の学生と一緒に授業を受けていると日本人がどれほど消極的なのかをとても実感します。だから、残りの約半年間で今よりさらに積極的に授業に参加し、自分の意見をしっかりクラスでシェアできるようになりたいです。

また、現地の方々と関わる機会はそこまで多くないので、イベントやボランティア、サークル活動に積極的に参加したいと思います。生活面でも徐々に現地での友人が増え、まだまだここでの生活には慣れないことや新しいことも多いですが、一生に一度の機会なので様々なことに挑戦して行きたいと思います。

まだイギリスに到着してから日は浅いですが、私たちはここでの生活を気に入っています。エクセター大学のキャンパスは設備が整っていて建物も現代的な造りになっています。また、キャンパスの内部や周辺には雄大な自然の風景が広がっていて勉強に疲れた時は自然の中で羽を休めることができます。イギリスの食事は美味しくないと日本にいたときはよく耳にしましたが、そんなことはありませんでした。

文化も育ちも異なる人との生活は苦労も多いですが、お互いの文化を尊重しながら生活していると新しい発見があり、とても勉強になります。人々もおおらかで気さくな性格の人が多く、生活していて気持ちがよくなることも多いです。慣れない土地での生活は大変なことや辛いこともありますが、その分いい経験になるし、楽しいこともたくさんあって必ず今後の糧となるので、何事にも積極的にチャレンジすることが大事だとこの一か月間で感じました。

もし拓殖大学のプログラムで留学に参加することを考えている人がいたら、イギリスに来ることをお勧めしたいと思っています。

画像

私たちが勉強しているDuryard House

画像

日常の風景